私が専門とする算命学の中で、いちばんありがたいものと考えられているのは「守護神」。
その人の人生を生きやすくしてくれる、ありがたいものと人。
守護神が示唆する生きかたを意識して生き、守護神が指ししめす、自分の近くにいる「人としての守護神」を大事にすることで、運気はいい方向へと向いていく――そう考える。
ちなみに。
大吉のいちばんの守護神は「太陽」。
星に直すと「石門星」という星になる(これで、算命学を知っている人なら大吉の日干がもう分かります)。
不思議なのは、私は子供のころから太陽が大好きだったこと。
太陽を見れば「お天道様はなんでもお見通しだ」と言っては手を合わせていた祖母の影響もあるかも知れない。
日当たりの悪い古い家で育ったため、燦々と降りそそぐ太陽に人並み以上に渇望をおぼえていたせいもあったろう。
いずれにしても、太陽が好きだった。
もちろん今でも好きだ。
特に、家のリビングに硬くて新しい、強い光を降りそそがせる朝の7時~9時ぐらいまでの陽光を見ながらコーヒーを飲んでいる時間は、まさに至福。
そんな太陽が自分のいちばんの守護神だと知ったときの驚きは、やはり大きかった。
「本能」と「宿命」は、ときに思いがけない強さで結びついています。
ちなみに「石門星」が守護神だということは、私にとっては「人」こそが財産だということ。
これも当たっている。
私の人生は、つねに人との出逢いによって大きく動いてここまで来た。
そしてそれは、これからも変わらない。
守護神とはそういうものだ。
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